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『ぼくの大切なともだち』 [映画]

タイトルを見ると、子どもが主人公?って思っちゃいそうですが、
実は、
イイ年をした中年のおぢさんが友だち作りに奔走するお話し[わーい(嬉しい顔)]

誕生会で、自分が出た葬儀に参列者が10指にも満たなかった、という
話しをしていたお金持ちの骨董商。
(彼も商売上のことで参列しただけ)
共同経営者から、「いや、あなたはそれ以下でしょ」って言われてムカッ!

友だちいるよ! ふ~ん?なら10日以内に連れて来てみなさいよ。 よしっ!

でも、声をかけた相手には「君だけはナイわ~」とかさんざんな言われよう。

困り果てていたところ、偶然出会った人懐っこいタクシー運転手に
「友だちの作り方」を教わろうとするのですが…。

友情って? 親友って?

生来のお金持ちで人とお金を使うことに慣れていて、
人の気持ちを慮ることのなかった人に簡単に友だちができるわけもなくって。

そんな四苦八苦する中年男の姿に、改めて友情について考えさせられたりします。

こっちが友だちだと思っていても、相手は?
どうやって、それを知れば良いの??

10代までならいざ知らず、人生も半ばを過ぎると友情を確かめるなんて、
本当に難しいものです。


映画では自分のためだけに友だちを作り、利用しようとする男の姿を
皮肉にユーモラスに描きつつ、最後にはじーんとさせてくれます。

少年だろうが青年だろうが壮年だろうが中年だろうが、あまつさえ老人だろうが、
友情を育むのに遅いなんてこと、ないんですよね[ぴかぴか(新しい)]



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